問題集 歴史的分野 「「世界の古代文明 その1」」編
「世界の古代文明 その1」からの出題です。
問題 001
古代の世界に4つの文明が現れました。
さて、地理的にどのようなところに出現したかというと...
大河のほとりでした。
では、緯度何度から何度の間に文明が現れたのでしょうか。
次の中から一つ選び、記号で答えなさい。
① 北緯20度から北緯40度
② 南緯20度から南緯40度
③ 北緯40度から北緯60度
④ 南緯40度から南緯60度
正解:
① 北緯20度から北緯40度
この地域の大河のほとりに栄えました。土地は肥沃でしたが、自然環境は厳しかったようです。
自然環境とたたかいながら、牧畜や農耕を行い、文明が生まれたのです。
ちなみに、南緯20度から南緯40度までは陸地が少ないため、
文明は発達しませんでした。地球儀で確認してみましょう。
問題 002
古代文明が栄えたころ「文字の発明」がもたらせたものは、
次のうちどちらでしょうか。記号で答えなさい。
① 言葉や考えの共有ができるようになった。
② 地域で言葉が異なり、共有ができなかった。
正解:
① 言葉や考えの共有ができるようになった。
情報の共有が長い間、広い地域にわたりました。
これが、各地域の文明の繁栄をもらたらせたのです。
ただ、インダス文明のように衰退してしまうこともありましたが、
その原因については、いまだに謎に包まれたままです。
問題 003
パピルスは英語の「紙(Paper)」の語源である。
① 本当
② ウソ
正解:
① 本当です。
この「パピルス」って、ナイル川に生えているパピルス草でつくられた紙です。
日本では、あの楮(こうぞ)や三椏(みつまた)や雁皮(がんぴ)で作られた
和紙に当たりますね。ちなみに中国から日本に和紙は伝わりました。
問題 004
「パピルス」はインダス川に生えている「パピルス草」でつくられた紙のことである。
① 本当
② ウソ
正解:
② ウソです。「パピルス」は、ナイル川に生える草「パピルス草」で作られた紙のことです。
問題 005
くさび形文字は、言語を表記した文字として、最古のものである。
① 本当
② ウソ
正解:
① 本当です。
問題 006
くさび形文字は、紀元前3千年前後から使われ始めました。
さて、何年間、このくさび形文字は使われ続けたでしょうか。
次の中から正しい答えを一つ選び、記号で答えなさい。
① 一千年
② 二千年
③ 三千年
④ 四千年
正解:
③ 三千年です。
問題 007
「ピラミッド」は石を積み重ねられて作られた王やその一族の墓のことです。
この「ピラミッド」は、ギリシャの学者が普段、食べていた、「ピラミス」という三角形の
パンの形ににていたので、「ピラミッド」と呼ばれるようになった。
① 本当
② ウソ
正解:
① 本当です。
問題 008
「ピラミッド」のことを古代エジプトでは、「メル」と呼んでいました。
では、問題です。この「メル」とは、「高いところ」という意味である。
① 本当
② ウソ
正解:
① 本当です。
問題 009
古代エジプトの人々は、死体を保存すれば、魂が来世で永遠に生きていけると考えていた。
① 本当
② ウソ
正解:
① 本当です。
問題 010
「ミイラの作り方について」
まず、死体から内臓や脳を取り出します。
次に、取り出したものはツボに収めます。
そして、ソーダ水につけて乾燥させます。
くれぐれもソーダ水に飲まないように。
さて、問題です。
最後に布で体を巻いて、棺に入れるまで何日間かかるでしょうか。
次の中から正しい答えを一つ選び、記号で答えなさい。
① 約50日間
② 約60日間
③ 約70日間
④ 約80日間
問題 011
実は、「ツタンカーメン」の存在は、20世紀まで知られていなかった。
① 本当
② ウソ
正解:
① 本当です。
問題 012
「ツタンカーメン」を見つけたのは、イギリスの学者である。
① 本当
② ウソ
正解:
① 本当です。
問題 013
「ツタンカーメン」は、9歳で王に即位して、25歳で亡くなった。
① 本当
② ウソ
正解:
② ウソです。「ツタンカーメン」は、紀元前1360年頃に、9歳で即位して、
18歳という若さで亡くなりました。
問題 014
「ツタンカーメン」の発掘調査に関わった約20名が変死した。
① 本当
② ウソ
正解:
① 本当です。「ファラオの呪い」と噂が広がり、大騒ぎになりました。
問題 015
ナイル川流域に栄えたエジプト文明。次の説明文で間違っているものを一つ選び、
記号で答えなさい。
① 農業が発達した。
② 王が支配した。
③ 王は月の神として敬われた。
④ 天文学や測量技術にすぐれていた。
正解:
③ 王は月の神として敬われた。
王は、太陽神として敬われました。
問題 016
「Egypt is the gift of the Nile.(エジプトはナイルの賜物)」は、
紀元前7世紀のギリシャの歴史家であるヘロドトスの言葉である。
① 本当
② ウソ
正解:
② ウソです。
紀元前5世紀のギリシャの歴史家であるヘロドトスの言葉です。
ニュース:
2016年10月16日(日曜日) ヤフーニュースによると、エジプトのギザの大ピラミッドに、
これまで知られていなかった2つの「空洞」が存在する可能性があることがわかりました。
問題 017
ナイル川流域は肥沃な土地のため、農業が栄えました。しかし、氾濫するナイル川に
頭を悩ましていました。では、問題です。
この頭を悩ませたナイル川の氾濫は、砂漠から風で運ばれ堆積した塩分を
含んだ砂を洗い流す役目をしていた。
① 本当
② ウソ
正解:
① 本当です。
問題 018
ナイル川の氾濫を予測するために発達した天文学から太陰暦が生まれた。
① 本当
② ウソ
正解:
② ウソです。
ナイル川の氾濫を予測するために発達したのは、太陽暦です。
問題 019
古代エジプト文明では、60進法を使っていた。
① 本当
② ウソ
正解:
② ウソです。
10進法を使っていました。